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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

五輪への熱い思いがメダルにつながる グリーンのクセを早く読み切れ

公開日: 更新日:

 さらに銅メダル争いが7選手によるプレーオフというのも見ごたえがありました。国旗を背負い、重圧をはねのける五輪への熱い思いを持った選手がメダルに輝いたといえます。

 メダルが期待された松山も最後までいい追い上げを見せてくれました。

 銅メダルをかけたプレーオフは、すでに体もいっぱいいっぱいの状態だったでしょう。7月初旬にコロナ感染が発覚し、試合から離れて練習も十分にできなかった。世界のトッププロたちが一打にしのぎを削る戦いですから、暑さもあって、体調が万全でなければ勢いに乗ることもできません。

 メダルに手が届かなかったのは残念でしたが、今週の畑岡奈紗稲見萌寧に期待しましょう。

■グリーンのクセを早く読み切る

 男子ゴルフは金メダル18アンダー、銀メダル17アンダー、銅メダル15アンダーとスコアが大きく伸びました。大会期間中に雨が降ってグリーンがソフトだったからです。

 それでも五輪会場にふさわしい舞台をちゃんと準備してくれた霞ケ関CC関係者、管理スタッフには頭が下がります。大幅なコース改造から3年かけて、真夏の酷暑でもいい戦いができるフィールドに仕上がっていました。

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