五輪への熱い思いがメダルにつながる グリーンのクセを早く読み切れ
東京五輪の男子ゴルフは米国のザンダー・シャウフェレが金メダルを獲得しました。
終盤はティーショットが乱れ、2位と1打差で迎えた最終18番パー4も右に曲げて、2打目はラフからフェアウエーに出すだけです。そしてピンまで残り93ヤードの3打目勝負にかけてパーセーブを奪い、1打差で逃げ切りました。
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今年のマスターズでは勝った松山英樹と最終日最終組を回り、オーガスタの悔しさを五輪で見事に晴らした、といえるでしょう。
シャウフェレの父親はドイツ十種競技の五輪代表に選ばれながら交通事故で出場を断たれ、息子が代わりに夢をかなえるというドラマがありました。
銀メダルの45歳ロリー・サバティーニは南ア生まれで英国パスポートを持っていましたが、夫人との結婚を機にスロバキア国籍を取得。同国代表で出場し、ゴルフを発展させたいという強い意思があります。