甲子園“コロナ感染辞退”でドラフトどうなる? 宮崎商スラッガーの取捨選択は担当スカウト次第

公開日: 更新日:

 まぁ、担当スカウトが付いているから、すでにある程度の情報は集まっている。良い選手がいてもその学校が甲子園に出場できるとは限らない。だからリストに名前が載る中でもこれはという選手については、地方予選の段階で担当が責任者に「良い選手がいるから見に来てくれ」って頼んで、クロスチェックを済ませているのさ。

■九州担当の眼力とアピール力次第

 それでも球団によっては「甲子園に絶対出るだろうから、その時に」と担当が言っている可能性もゼロではない。そうしてクロスチェックしないままに今を迎えているのなら、指名する確率は極端に下がるよ。もし担当スカウトが「せめて練習だけでも見てくれ」っていうのなら、甲子園が終わった後に時間をつくることもあるだろうが……。責任者だって、自分がしっかり見ていない選手の獲得に責任を持とうとするわけがないからね。

 今回の中村のような場合、獲得に関しては秋に控えるスカウト会議で、担当による「プッシュ力」に全てがかかっている。その選手のことを一番知っているからね。だからこそ、これまでの実績が大切だよ。どんなに「コイツは良い」と猛プッシュしても、担当が信用されていなければ説得力がない。中村の取捨選択は各球団が抱える九州担当スカウトの力量次第さ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事