中日・又吉克樹FA宣言で争奪戦必至 移籍先候補「残る球団」と「消える球団」

公開日: 更新日:

 29日、国内FA権を行使した中日又吉克樹(31)が記者会見を行った。独立リーグ出身選手としては初のFA宣言だ。

 今季年俸の4300万円の又吉を巡っては、ソフトバンクオリックスDeNA阪神などが獲得調査を行っている。又吉は以前からFA権を行使する意向を持っていたそうで、他球団の条件が出揃った上で去就を決めるという。

 又吉にとって、今が最大の売り時であることは間違いない。今季は66試合に登板し、3勝2敗8セーブ、33ホールド、防御率1.28と大活躍した。

「ただ又吉自身、自分が活躍しやすい環境を選ぶなら、移籍先は限定されるかもしれない」とは、パ球団の編成担当。

「又吉は奪三振率が5.83とそれほど高くなく、ゴロアウト率が40%強の『ゴロピッチャー』。ただでさえ投手有利のナゴヤドームを本拠地としていますから、狭い球場の場合、守備力が低いチームは成績が落ちる可能性もあります」

 つまり、又吉にとっては何より<守備力が高いチーム>が最適と言える。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    キムタクが迫られる「主役の座」からの退場…盟友からも“二番手”降格を提言される異例の事態

  4. 4

    神田正輝「旅サラダ」“有終の美”前に拒絶態度は変わらず…沙也加さん元カレ舞台中止で復帰は絶望的

  5. 5

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6

    「朝だ!生です旅サラダ」司会27年半ついに降板…神田正輝が描く引退後の“終活”プラン

  2. 7

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 8

    『SHOGUN 将軍』快挙に木村拓哉の悔恨…『未来への10カウント』出演で大チャンスを棒に

  4. 9

    「SHOGUN 将軍」エミー賞18冠で真田広之が渡辺謙をついに凌駕 「英語力」「謙虚さ」が生んだ逆転劇

  5. 10

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ