巨人ドラ1大勢が初ブルペンで剛速球披露 今季の浮沈が「元甲子園エース2人」の命運握る
もうひとり、このドラ1右腕の成績に左右されそうなのが、桑田真澄投手チーフコーチ(53)だ。
「今季『補佐』から『チーフ』に昇格したことで、キャンプでの実戦の時期を遅らせたり、前任者の宮本さんとの違いを出そうと精力的に動いている。今年は3位の赤星優志(22=日大)を含め、即戦力ルーキーは投手ばかり。新人の成績は、そのまま育成・教育の責任者でもある桑田コーチの評価になるわけです」(前出の関係者)
桑田コーチは新人合同自主トレ初日に「プロ野球の世界は実力の世界で弱肉強食。実力をつけて成績を残して、しっかり稼いで楽しい充実した人生を送ってください」と訓示した。桑田コーチにとっても新人は生命線でもある。
原監督の第3次政権は4年目を迎える。ドラ1右腕の剛速球披露はいいニュースだが、「発掘」「育成」という意味で、この2人の責任は大きくなりそうだ。