新庄流“珍”練習にフラフープを導入 ベテラン中島ら日本ハムナインの表情を変えた!
キャンプ2日目も“新庄流”が炸裂した。
この日(2日)は初めて一軍キャンプで本格指導。午前中のキャッチボールが終わると、新庄剛志監督(50)の指示で、ピンク色のフラフープと脚立がグラウンドに持ち込まれた。ザワつく報道陣をよそに、2つの脚立を約4メートルの間隔に設置。その上に立ったスタッフがフラフープの両端にくくられた紐を持ち、地面から約2メートルの高さにフラフープを浮かせると、外野手が次々に輪の真ん中を通して遠投を始めたのだ。低い軌道の送球と制球力を意識させるためだった。
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その後の打撃練習では500万円のバーチャル打撃マシンが用意され、8日の阪神との練習試合に登板が予想される藤浪晋太郎の映像が映し出された。前日のキャンプ初日に「練習のための練習になっている」と不満を口にした新庄監督が、より実戦に近い環境を整えたわけである。