常軌を逸していた高梨沙羅選手へのメーク批判 セラピスト「アスリートには欠かせない」と指摘

公開日: 更新日:

■アスリートにとってメークはユニフォーム

 しかし、アスリートにとってメークの目的は、容姿をより良く見せることだけではない。

「鏡を通して視覚から自分の顔の印象が入ってきた時に『今日の私イケてる』と思うことで、まず自己肯定感が安定します。するとおのずとパフォーマンスも安定してきます。アスリートにとってモチベーションが下がる不安要素を取り除くことは当たり前のこと。メークをする暇があるなら練習しろという批判の声もありましたが、高梨選手は競技に集中するための手段としてもメークをしているのだと思います。アスリートは試合前に集中するために瞑想をしたり、アロマを焚いたり、音楽を聞いたりなどのメンタルを整えることをしているはず。それらとメークすることは同じ位置にあるといえるのではないでしょうか?」

 実際に高梨選手は過去のインタビューで自身の性格を「もともとネガティブの塊」分析し、メンタル強化の方法を模索したという。

 高梨選手のメークの変遷には、「研究と分析」の跡が感じられ、きっとそれはアスリートとしても培った視点が用いられていたのだろう。メークは戦うための「武器」でもあるし、アスリートにとっては必要な「ユニフォーム」といえるのではないだろうか?

(取材・文=SALLiA/ライター)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり