カブス鈴木誠也を待つ「3つの試練」…打ちまくるルーキーに内角攻め・申告敬遠・疲労

公開日: 更新日:

 日本人ルーキーの勢いがとどまるところを知らない。

 カブス・鈴木誠也(27)は日本時間19日のレイズ戦で3打数2安打と3度目のマルチ。開幕からの連続試合安打を9とし、1943年にアンディ・パフコがマークしたデビューから9試合連続安打の球団記録に並んだ。打率.429はリーグ2位、出塁率.564も同2位だ。

 この日の試合前、週間MVPに選出された鈴木は「うれしいですけど、たかが1週間ですし、ここから続けられなかったら意味がない」と答え、開幕から安打が途切れないことには「必死にやっている結果が、今たまたまついてきているだけ。打撃は波があるので、良い時があれば、悪い時もある」と冷静に話した。

 開幕から10試合目で4番を任されるなど、ルーキーながら打線のキーマンを担う鈴木に対し、相手バッテリーのマークが厳しくなってきた。この日の七回には2番手右腕アダムから執拗に内角を攻められた挙げ句、左肘にメジャー初の死球を受けた。打席に鈴木を迎えたところで、レイズベンチが好投を続けていた先発左腕マクラナハンに代え、右腕を投入したことからも警戒しているのは明らかだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”