あるぞ日本ハム交流戦ダークホース! メンバー固定の好影響が投打のデータにハッキリ
依然としてリーグ最下位ながら、交流戦でダークホースになり得るのが日本ハムだ。
3月と4月の28試合は9勝19敗。新庄剛志監督(50)は「目先の1勝より今後の成長」と打順やスタメンを目まぐるしく入れ替えていたが、選手の見極めが次の段階に進んだからなのか、近頃はメンバーを固定しつつある。
その影響は5月以降の数字にも表れている。主砲の近藤が故障離脱しながらも9勝8敗と勝ち越しているし、1試合の平均得点数もソフトバンクに次ぐリーグ2位。13本塁打と16盗塁はリーグトップだ。投手陣も立て直した。一時は4点台で12球団ワーストだったチーム防御率も5月は2.70と好調。ちなみに、与四死球数は38でリーグ最少だ。
選手個人では打率(.366)と盗塁数14でリーグトップを独走する松本や、昨季の交流戦MVPでハーラートップの5勝を挙げる伊藤、このところ中軸に固定されている清宮、野村、万波の活躍も目立つ。
勢いのままに突入する交流戦では台風の目になるかもしれない。