LIV参戦の日本勢が払う“大きなツケ”…木下稜介は射程圏だった米PGA挑戦のチャンス失う

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 やっぱり「無罰」ではなかった。

 米PGAツアーはLIVゴルフ(以下LIV)に参戦した日本選手に関し、今年の主催大会への出場を認めないことを決定。先月末、JGTO(日本ゴルフツアー機構)に伝えた。

 これにより、谷原秀人(43)、木下稜介(31)、香妻陣一朗(28)、稲森佑貴(27)の4人は、10月に国内開催の「ZOZOチャンピオンシップ」だけでなく、PGAツアー下部の「コーンフェリーツアー」の予選会にも出場できない。

■読みが甘かった?

 LIVを批判するPGAツアーは、LIVに参戦する選手のツアー出場を認めていない。一方、国内選手はLIV参戦の罰則はないが、「具体的な内容はさておき、PGAツアーがLIV組の日本選手に対し何らかの罰を与えることは予想できた」と、ツアー関係者が続ける。

「だから、LIVから誘いを受けていた数人の選手は参戦しなかった。今回の決定で一番ショックなのは木下でしょう。彼はPGAツアーでプレーするのが目標です。現在の賞金ランクは20位。ZOZO出場(大会前週までの賞金ランク上位8位など)を狙える位置にいるし、10月10日時点の同ランクが5位以内ならコーンフェリーの最終予選会(Qスクール)にも出られた。そのチャンスを全て失った」

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