松山英樹のPGAツアー残留はいい決断 LIV移籍は「今」ではないとハッキリ断言できる
サウジアラビア政府系ファンドが資金面のバックに付き、G・ノーマンが主導する新ツアー「LIVゴルフ招待」への移籍がウワサされていた松山英樹が、シーズン終了後に「やり残したことがあるPGAツアーに専念する」と態度を明らかにしました。
9年連続でプレーオフ最終戦「ツアー選手権」に出場し、2021-22年シーズンは2勝をマーク。まだメジャーに勝つチャンスがある、という自信の表れだと思います。
PGAツアー残留を決めた大きなポイントが競技ゴルフの継続です。
プロアマ問わず、ゴルフは技術ばかりでなく、精神的なタフさも要求され、1つのボールで18番ホールをホールアウトするまでプレーが続きます。プロ競技は初日から4日間72ホールの長い戦いになり、毎週のように次のツアー会場に転戦しながら戦う体づくりも必要です。
世界中のトッププロが集結するレベルの高いフィールドで松山は13年からずっと戦い続けており、すでにアジア人初のマスターズチャンピオンになり、通算8勝を挙げています。