南野は機能せず、鎌田は絶好調…W杯代表「トップ下争い」はメンバー発表前最終戦で決着
日本代表の森保一監督(54)は公言通り、23日の米国戦から先発11人を総替えし、W杯メンバー発表前最後の実戦となる27日のエクアドル戦に臨んだ。
注目の「トップ下」にはMF南野拓実(27=モナコ)が入ったものの、ボールロストやパスミスばかり。前半7分のヘディングシュート、後半11分の左足シュートも枠の外。
元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言った。
「南野はポストプレーが不得手なので、ペナルティーエリア付近で前を向いてプレーできる状況じゃないと持ち味を発揮できない。1トップが古橋亨梧ではなく、ポストプレーができる上田綺世なら相性が良かったが、ほとんど入れ違いだったこともあり、南野はボールを持ってはつぶされ、見せ場がありませんでした。森保監督としては、ボランチの柴崎岳―南野―古橋と縦でつないで得点するイメージだったのでしょうが、南野は機能しませんでした」
トップ下を主戦場にしていた南野は、2018年に3試合連続ゴールを決めるなど、森保ジャパン最多タイの17ゴール。