巨人ドラ1浅野翔吾を徹底解剖!「小中高通算218本塁打」圧倒的パワーの秘密

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体格よすぎてランドセル破壊

 すでに飛び抜けた存在だった。当時から胸板が厚く、ランドセルを無理に背負おうとした際に肩ヒモが切れてしまったという逸話も残る。最上級生の6年になると、幹司さんがチームの監督になり、「翔吾に対してかなり厳しく接しました」と証言する。が、父でもある鬼監督のスパルタ指導が逆に浅野の反骨精神に火をつけた。俊足、強肩に加え、圧倒的な飛距離を誇る捕手に成長。小学通算はなんと95本塁打だという。 

 屋島中3年時、横浜スタジアムで開催される軟式野球の全国大会出場を決めた。保護者会を通じて遠征費の募金を呼びかけたところ、親やOB、そして、浅野の行きつけの中華料理店など、屋島町内からも当初の予想を超える金額が集まったという。中学では軟式野球で通算55本塁打。U-15日本代表に選ばれたこともあり、地元・香川のみならず、明徳義塾などの四国の強豪校、関西方面の有名私学からも声が掛かった。それでも「募金の時の地元への恩義もありますし、自転車で通える高(松)商がいいんじゃないかという話はしました」と幹司さん。助言通り、高松商に進んだ浅野は「自分の一番の指導者。アドバイスで調子が戻ったこともあった」と感謝するほどだ。幹司さんは「野球については自己流で教えてきましたが、あれは役に立ったのかなと思うことが、一つあるんです」とこう続けた。

■普通、靴はかかとがすり減るけど…

「足腰が鍛えられると聞いたことがあったので、まだ小さい頃、翔吾に『常につま先で歩け』と言ったんです。すると、愚直にずっと続けて、今ではクセになっちゃったみたい(笑)。普通、靴はかかとがすり減りますけど、翔吾の靴はつま先が減るんです。本当に良かったのか、真偽は分かりませんが……」

 つま先歩きで下半身を鍛え続けた結果、50メートル5秒9の俊足、遠投110メートルという高い身体能力で才能が開花。今夏の甲子園では3本塁打を放ち、巨人阪神から1位指名を受けるまでに成長した。最後に幹司さんがこう言った。

「高校の長尾先生をはじめ、本当に指導者に恵まれました。まずは巨人の先輩やみなさんにかわいがってもらえるようになって欲しいですね」

浅野翔吾(あさの・しょうご) 2004年11月24日、香川県出身。屋島小3年から野球を始め、屋島中では軟式野球部に所属し3年時に全国8強。U-15日本代表に選出。高松商では1年夏の県独自大会から背番号19で3番・右翼手。2、3年夏に甲子園大会出場。171センチ、86キロ。右投げ両打ち。

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