勝みなみ米挑戦で外国人キャディー起用を決断! “ツアー1年生”にはイイことだらけ
米女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)で5位に入った勝みなみ(24)が21日の女子プロ協会の表彰式に出席。来季は外国人キャディーを起用する予定だという。
今年から同ツアーを主戦場にする渋野日向子(24)は複数の日本人キャディーとタッグを組むが、同じくルーキーの古江彩佳(22)はスコットランド出身のプロキャディーと契約。1年目でスコティッシュ女子オープンに優勝できたのは、会場近くに自宅があり、リンクスを知り尽くすキャディーの力が大きかった。
2000年に欧州シニアツアーに参戦した並木俊明プロは、「勝さんの外国人キャディー起用は大賛成です」とこう語る。
「私は当時、英国、ドイツ、フランス、オランダ、ギリシャなど、10カ国以上を転戦し、大会開催国のプロ協会に現地のキャディーを紹介してもらっていた。現地のキャディーなので試合会場のことは熟知している。どこも初めてプレーするコースですから、グリーンのライン読みではずいぶん助けられた。欧州のコースはすべてベントグリーンでしたが、勝さんが来季からプレーする米国の西海岸には、芝目が強く、ラインが読みづらいポアナ芝のグリーンが多い。食事面もサポートしてくれます。キャディーはコース情報だけでなく、地元の飲食店のこともよく知っている。『イタリアンならあの店だ。シーフードが食べたいなら車で15分だ』と教えてくれた」