TKホールディングスCEO 土屋健二(2)睡眠時間3~4時間、2カ月で10個の資格を取得

公開日: 更新日:

TKホールディングスCEO 土屋健二(32歳・日本ハム→DeNA)

「自分を追い込んで、奮い立たせるためでした」と、土屋氏は言う。

 2015年、引退した翌月に開催した野球教室で600万円の利益を得た土屋氏は、同年の暮れに1000万円の借金をした。

「引退直後に日本政策金融公庫に出していた申請が通ったんです。これだけの大金を借りたら、背水の陣でビジネスに取り組めますからね。お金が入り、当面の生活のめどが立ったので、それからしばらくはどんな仕事をするのか考える時間に充てました。野球教室のように単発でお金を稼ぐのはすごく簡単だけど、継続して利益を出し続けるのは至難の業だと思ったからです」

 ジムのパーソナルトレーナーなどをやりながら熟考し、たどり着いた答えが保険営業だった。現役時代から付き合いのあった保険営業マンが大金を稼いでいるイメージがあった。

「僕が保険屋をやったら、周りの人たちよりも稼げるだろうなって、なぜか思ったんです」

 知人の保険営業マンに話を聞き、契約獲得件数が収入に直結することを知った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末