アマ馬場咲希は“飛び級”で米女子ツアー参戦の可能性 初戦2日目で首位に5打差の20位T
【ホンダLPGAタイランド】2日目
昨年の全米女子アマに日本勢では37年ぶりに優勝した馬場咲希(17)は、今大会に主催者推薦で出場している唯一のアマだ。
2日目は68で回り、通算7アンダーは首位に5打差の20位タイにつけている。
馬場は全米女子アマVにより、今年の海外メジャー4大会(シェブロン選手権、全米女子OP、エビアン選手権、全英女子OP)の切符を獲得。その後は国内のプロテストを受ける予定だが、将来は米女子ツアーでプレーしたいという。
米女子ツアーは18歳にならなければツアーメンバーになれない。馬場は4月に18歳になるし、そもそも全米女子アマ優勝で、トッププロが集結した今大会でも頂点に立てば、16歳でプロ転向したリディア・コ(25)のように特例で年齢制限は免除され、ツアーメンバーになれるはずだ。
馬場は175センチの長身から放つ270ヤード超のドライバーが武器。初日は1番パー5でイーグルを奪い、この日も4つあるパー5で3バーディーだった。今大会の会場は過去に何度もプレーしたことがあり、コースはよく知っている。ロングドライブでバーディーラッシュといけば、最終日の優勝争いも夢ではない。
国内でプロになり、低レベルのツアーに参戦するのは遠回りだ。