WBC日本戦 東京ドームのバックネット裏「空席だらけ」で炎上騒ぎ…運営側にナゼ?を聞いた
大谷翔平(28)が先発し勝利投手となった中国戦(3月9日)でもバックネット裏がガラガラで、「もったいない」との声が上がった。3月10日の韓国戦で先発したダルビッシュ有(36)がマウンドに上がるも、テレビ画面の真正面の映る空席に気が取られてしまったという視聴者の声がSNSなどに相次いだ。
■バッターボックスが見えない「見切れ席」
チェコ共和国(11日)、オーストラリア(12日)との対戦時にも空席が目立ったが、確かにスポンサー席や関係者席、超VIP席で空けていたのに観客が入らなかったのなら、チケットが買えなかったファンが怒るのも当然だ。
では実際はどうだったのか? 大会を運営する広報事務局に聞いた。
「バックネット裏の席は普段は設置していない看板を置いています。テレビ画面などからは見通しが良さそうですが、実際は看板の真後ろの空席になっている数列はバッターボックスが見えません。そのため、見切れ席として、販売をしていないのです。また、9~13日はダブルヘッダーで試合を開催していますが、1試合目は自由席なので、見切れ席に座る方もいたかと思いますが、日本戦のあった2試合目は指定席のため、一般の方が見切れ席には座ることはできませんでした」(担当者)