大谷効果で“エンゼルス兜”の製造会社が嬉しい悲鳴! ツノがポロリ…にも理由があった
「この件で、ニュースを見た一般の方から『こんなに壊れやすいモノを送ってるんじゃない!』とお叱りの電話もありました……ただ、鍬形が取れやすいのは理由があります。武士が馬に乗っていて鍬形が木に引っかかった際や、敵の槍が鍬形にぶつかった場合、すぐに外れることで衝撃を逃がすことができるのです。逆に固定されている方が危ないので、基本的に兜の鍬形は取り外しができるようになっています。レンヒーフォ選手は『壊してしまった』と驚いたかもしれませんが、『全然大丈夫です』と伝えたいです(笑)。もしも兜に何かあれば、気軽に連絡を頂きたい。しっかりメンテナンスや修理などのアフターサービスもございますので」(前出の担当者)
兜はホーム球場に置き去りではなく、エ軍とともに全米各地を転戦する。今年のエ軍の総移動距離は約7万718キロでメジャー5番目の長さだ。地球一周が約4万キロだから、とてつもない距離なのだ。
「弊社の製品は"現代甲冑"といって、撮影や舞台などで使うことも想定して作っているので、激しい動きや衝撃に耐えられます。気温や湿度もまったく気にする必要がありません。だから、安心してたくさんかぶってくれたら嬉しいです」(同前)
これからは心配なくパフォーマンスを楽しめそうだ。