大谷効果で“エンゼルス兜”の製造会社が嬉しい悲鳴! ツノがポロリ…にも理由があった
エンゼルスの大谷翔平(28)がついに初体験を済ませた。
10日のブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発すると、3点リードの三回、花巻東高校の先輩でもある菊池雄星(31)のスライダーを一閃。左中間方向へ今季3号となる2ランを放った。エ軍はさる7日から、本塁打を打った打者に兜をかぶせるセレブレーションを実施、大谷は球団4人目の“兜デビュー”となった。
エ軍が使用する兜は「黒塗十八間筋兜」といい、鹿児島県にある甲冑工房丸武産業(薩摩川内市)が製作したものだ。重さは約2キロで、税込価格33万円。きらびやかな意匠が話題を呼び、同社には問い合わせが殺到しているという。
「エンゼルスさんが使ってくれているので、弊社も注目していただいてとても嬉しいです。サイトへのアクセス数は数十倍にハネ上がり、注文件数も増えた。国内だけではなく、海外からもお問い合わせを頂いております」(同社の担当者)
■鍬形が取れやすい理由とは
しかし、ちょっとした波乱もあった。9日にレンヒーフォが兜パフォーマンスを行った際、喜びすぎて手が兜のツノ(鍬形)にぶつかりポロリ……。その後、トラウトが装着する時にはツノが付け直されていたが、かぶった途端に再びポロリと落ちてしまったのだ。