阪神157キロ右腕・才木浩人は将来のエース候補 首脳陣やスタッフが舌を巻く野球小僧ぶり

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 飛躍の年になりつつある。阪神の最速157キロ右腕・才木浩人(24)だ。

 23日の中日戦は5回2失点で降板し、今季2敗目(1勝)を喫したが、直球と切れ味鋭いフォークを武器に、ここまで4試合に先発。25回3分の1を投げて防御率2.13、25奪三振の好成績を挙げている。

 須磨翔風高(兵庫)から2016年ドラフト3位で阪神に入団。ルーキーイヤーの終盤から一軍を経験し、翌18年は22試合(14先発)で6勝10敗、防御率4.61。高卒選手にしては順調な滑り出しを見せるも、19年に右肘を故障、20年オフにトミー・ジョン手術を受けた。一時は育成選手に落ちたが、昨季は5月に再び支配下登録され、9試合(8先発)で4勝1敗、防御率1.53と復活を遂げた。

■入寮→即練習

 阪神OBは、「才木のポテンシャルをもってすれば術後の快進撃はそれほど驚くことではない。首脳陣は今季、2ケタ勝利を期待しています」とこう続ける。

「趣味が野球なんじゃないかというくらい、研究熱心。入団1年目の入寮日、部屋に荷物を置くやグラウンドに出て自主練を始めた時にはスタッフも驚いたほどです。首脳陣も、『才木には何も言わなくても大丈夫。自ら勝手に動ける』と評価していた。

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