青木功会長vs谷原秀人選手会長のJGTO“内紛”にドン引き…言い争いしている場合か
三木氏はその後、一連の騒動に嫌気がさしてJGTOに辞任を申し出て、理事会で受け入れられている。
■このままでは男子ツアー消滅まっしぐら
青木会長と親しい平和(PGM母体会社)の石原昌幸会長は、「プロゴルフ界のレジェンド青木さんが会長だからこそ、協賛を続けている企業が多い。私もその一人」と擁護に回る。しかし、PGMがスポンサーになって昨年開催された「HEIWA・PGM選手権」は、未調整のまま中ぶらりん状態だ。同大会は2013年から続き、「青木会長がいるからこそ」と応援しながら、肝心の試合開催を棚に上げたままだ。この件についても、青木会長からは何の説明もないままだ。
なにからなにまで、中途半端なツアー運営であり、このままでは男子ツアー消滅にまっしぐら、になってもおかしくない。
青木会長vs谷原選手会長のバトルはツアー発展のためなら大いに結構。だが、お互いに足を引っ張っているだけなら、2人一緒にお引き取り願いたい。
(ゴルフジャーナリスト・宮崎紘一)