中田翔抹消で「巨人終了」の声…投壊救った打線の“核”消え、足腰の故障は復帰後も影響深刻

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 同僚の長野は、この日の中日戦前の円陣で「翔がケガしてしまったけど、いい順位につけて帰ってくるのを待とう」とナインにゲキを飛ばしたが、それもどうなるか……。

「体重が重い(107キロ)と、やはり足腰の故障が多くなってくる。中田は下半身の爆発力で打球を飛ばしている。脚に不安があれば、復帰後も当然、打撃に影響が出てきます」

 高橋氏がこう指摘するように、日本ハム時代に右内転筋を挫傷した2017年は、打率.216、16本塁打。急性腰痛を発症した21年は.193、4本。同年8月に巨人に放出された後も.154、3本。足腰を故障した年は、復帰した後もパッとしないのだ。

 この日は八回に5番手・田中千らが炎上。一挙6点を奪われ、3-8の逆転負けを喫した。被安打も11で投手陣は8戦連続2ケタ被安打となった。

 頼れる男が消えて借金3で5位転落。最下位・中日も2ゲーム差に迫ってきた。今季最大のピンチである。

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