好調エンゼルスをモニアック&ネトが牽引も…若手有望株2人に過度の期待が禁物のワケ

公開日: 更新日:

マイナーで研鑽を積んで守備力を身につけたネト

 一方のネトはキャンベル大学時代に二刀流をこなし、22年ドラフト1巡目指名で入団。同年のドラフト組では30球団中、最も早くメジャーデビューを果たした出世頭だ。遊撃の守備範囲が弱点とされたが、マイナーで研鑽を積んでメジャーレベルの守備力を身につけた。

 異例のスピード出世を果たしただけにメジャーに執着しているのだろう。ここまで死球はメジャー2位タイの8個で、右腕や指にぶつけられるケースも多いが、首脳陣に直訴して出場し続けている。指の痛みを押してプレーしているため、送球を乱すことも。メジャー生き残りを図る執念が裏目に出ることもあるのだ。

 エ軍の浮沈は有望株2人にもかかっている。

■ルーキー右腕が昇格へ

 エンゼルスが、また新戦力を投入する。

 21年のドラフト1巡目右腕サム・バックマン(23)が日本時間27日にも昇格するという。複数の米メディアが同26日に伝えた。バックマンは今季2Aで6試合に先発し、3勝2敗、防御率5.81、29奪三振。昇格後は救援で起用される見込み。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”