親会社「阪急」の“岡田推し”ピタリで株主総会は称賛ムードも…「阪神」は肩身が狭い
そんな岡田阪神の好調ぶりに、肩身の狭い思いをしているのが、阪神サイドではないか。
阪神サイドが矢野燿大監督の後任に推薦したのは、当時の平田勝男二軍監督(63=現ヘッドコーチ)だったともっぱら。平田ヘッドも指導経験は豊富だが、現役時代に二遊間を組み、老練の岡田監督をヘッドとして支える構図が今の阪神にフィットしていることは間違いない。
阪神サイドはオーナー職を阪急サイドに“召し上げ”られ、阪急推しの岡田監督が今のところ、ピタリとハマっている。前任の矢野監督時代は4年間で2位が2回。一昨年はヤクルトに逆転優勝を許し、昨季は矢野監督がキャンプ前日に突然、退任を発表するなど迷走。開幕から大コケして優勝を逃した。
阪神の失敗を阪急が取り返したと言っても過言ではないだけに、タイガースは今後ますます、阪急色が濃くなりそうだ。