佐々木朗希の投手3冠に実は大きく影響…ロッテ「極貧打線」の功罪
「打線が活発で試合の序盤から大量点を取るようなら、少しでも投球数を減らしたい首脳陣はいま以上に佐々木を早い回で降板させていたでしょう。今季は150イニング以内に抑えるのが首脳陣の青写真。このままのペースだと今季は145イニング程度に抑えられ、なおかつ規定投球回数にも達します。それもこれも打線が貧弱で、佐々木を試合終盤まで引っ張らざるを得ないからです」(ロッテOB)
最多奪三振はすでにほぼ確実。防御率のタイトルは規定投球回数に達しなければ取れないが、最多勝争いではマイナスになる極貧打線が防御率のタイトルを狙ううえでは追い風になるというのだ。