西武・山川穂高の無期限出場停止で「無償トレード」トレンド入り ファンも中田翔の“悪しき前例”期待?
今回の山川の処分を受け、中田の“みそぎ9日間”を想起した向きは少なくない。「X」(旧Twitter)では瞬く間に「無償トレード」がトレンド入り。こんな声が溢れている。
《中田の前例が記憶に新しすぎるからな》
《具体名は出さないけど、違うリーグに無償トレードしてすぐ処分が解除された選手がいたしな》
《もしかして移籍したら処分解除になるやつ?》
《Aクラス入りするためにぜひ、悪しき前例を使ってウチに来てほしい》
結論から言うと、今季の補強可能期間は7月31日で終了しているため、無償トレードはできない。しかし、「ウェイバー公示」(支配下選手の契約を解除すること)を経て、他球団が手を挙げれば、事実上の無償トレードが成立する。
山川は謹慎期間中もグラウンドで自主トレを熱心にこなしていたことで知られる。純粋に実力だけを見れば市場価値は高い。一連の経緯を踏まえると、他球団にとっては腫物に触るようなものだが、ファンからそればそうでもないようだ。シーズン終了間際となり、CSや日本シリーズが控えているだけに、「ウチに来てほしい」といった声が散見される。
球界内外を揺るがしたトップスター選手の下半身事件の余波は、まだまだ収まりそうにない。