岡田彰布監督の「糟糠の妻」陽子さんはこんな人 高齢65歳での虎指揮官復帰を絶妙サポート
日本一熱狂的な関西マスコミとも関係良好
岡田監督はマスコミを通じて間接的に選手に苦言を呈する。表裏がない性格で、時に思ったことをそのまま口にする。特に佐藤輝明や青柳晃洋に対して厳しい発言が目立ったが、これを面白くないと思う選手も少なからずいる。在阪の放送関係者が言う。
「オリックス監督時代(2010~12年)は選手との溝ができたこともあって、3年連続Bクラスに低迷。岡田監督にはその反省もあるから、夫人の声に耳を傾けるのでしょう。だから、前任時とは違い、選手と直接話をする機会が増えたし、優勝が見えてきた夏場以降はマスコミに対する選手批判も減った。オリックス時代に岡田監督の下でプレーしていた西勇輝も、『オリックス時代と比べて、たくさんコミュニケーションを取っていただいた。円くなられたというか、当時はただただ怖かった』と話しています」
陽子夫人は、日本一熱狂的な関西マスコミとも良好な関係を築いている。リーグ優勝を決めた14日の巨人戦にも足を運び、報道陣に対応。知人から差し入れられた赤飯とタイを食べて球場に向かったことを明かしたし、スポーツ紙の手記にも協力した。
6月には、岡田監督と報道陣の間で一触即発の事件が起きた。DeNAの試合中のイベントに関して、「あれで拍子抜けなってんねん。言うとけよ、横浜に」などと語ったことが翌日の記事になり、「雑談を書かれた」などと激怒。一時的に取材を拒否する事態に発展したが、そんな岡田監督をとりなしたのも夫人だったという。(つづく)