今オフFAの大谷翔平はエ軍ネビン監督の続投志願をどう見た? 選手は慕うも勝つための策なし
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏の話。
「これだけ負けが込んでいても、選手からはネビン監督に対する不平不満は聞かれず、トラウトが『フィル(ネビン監督)が大好きだ。選手のことを気にかけてくれるから、(度重なる故障で)プレーできないのは本当につらい』と話すなど、慕われている。選手を気分よくプレーさせることには長けていても、いかんせん、勝つための策がない。米メディアからは『コンサルタント』『アドバイザー』と揶揄されているほどです。大谷はネビン監督に対して起用法には感謝こそすれ、その手腕には疑問を抱いているのではないか。『ヒリヒリする9月』を熱望する大谷にとって、ネビン監督では力不足と感じているでしょう」
そもそも、メジャー屈指の実力を持つ大谷なら誰が監督であっても気分よくプレーさせるだろう。
今オフ、FAになる大谷がエ軍に残留するかどうかは指揮官の去就も影響しそうだ。