オリオールズ藤浪晋太郎はPO出番ないまま終戦…まさかのエンゼルス入りで大谷翔平と同僚に?
藤浪晋太郎(29)のオリオールズが日本時間11日、ア・リーグ地区シリーズでレンジャーズに3連敗で終戦。転倒して顎と右手を負傷した挙げ句、ポストシーズンのロースターから外れた藤浪は出番がないまま、メジャー1年目を終えた。
今季、1年契約でアスレチックスに入団した藤浪は今オフ、エンゼルス・大谷翔平(29)同様、FAに。ア軍では先発失格の烙印を押されたが、オ軍移籍後は中継ぎとして30試合に登板し2勝0敗、防御率4.85。一時は安定したパフォーマンスを披露したものの、来季もメジャーで生き残れるのか。
■“投壊”エンゼルスがミドルリリーバーとして獲得?
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「球威はあっても制球が定まらず、投げてみないとわからないリスクを抱えているだけに手を挙げる球団は少ないでしょう。リリーフ投手が手薄な球団がメジャー契約を提示する可能性もあるが、その場合は、1年200万ドル(約2億9000万円)に投球回数などに応じた出来高が付く契約になると思う。今季、リリーフ陣が崩壊状態だった大谷のエンゼルスがセットアッパーではなく、ミドルリリーバーとして獲得に動くかもしれません」
大谷が残留すれば、高校時代にライバルだった2人が同僚になるかもしれない。