岡田監督の補強リスト最上位に「藤浪晋太郎」 評論家時代「俺なら再生できる」と自信満々
岡田彰布監督(65)はスポーツ紙のインタビューで、生え抜き選手が多いチームを率いることについて、このように答えている。
「生え抜き(でチームを固めること)が理想。全球団の外国人選手はなしにして欲しいくらい。外国人抜いたらもっと強くなる。外国人なしの日本野球にならんかな。外交問題になるな(笑)」
岡田監督は生え抜き中心のチームを理想とし、来季もそれにのっとったチームづくりを進めている。
■フロントへの当てつけ?
しかし、この発言は、フロントが近年のロハス・ジュニア、ロサリオを筆頭とする助っ人野手の獲得に失敗し続けていることへの「当てつけ」とも受け取れる。
今季、打率.242、8本塁打と成績がパッとしないノイジー(28)を起用し続けているのは、打撃ではなく左翼守備を評価しているからだという。球団OBの話。
「フロントは今オフも助っ人の調査に乗り出すでしょうが、岡田監督はそもそもフロントが取ってくる助っ人をアテにしていない。だから、オフには球団渉外部門のテコ入れも噂されるほどです。しかも、岡田監督は2年契約満了後にGMに就任する意向があるといわれるほど、編成に対して一家言を持っている。今秋ドラフトでは、高卒の佐々木麟太郎(花巻東)や真鍋慧(広陵)の1位指名も検討されるなど、来季は生え抜き育成を主眼に置いた『純血主義』が加速するでしょう」