ボートレース蒲郡 SG「第70回ボートレースダービー」24日から開催(~29日)
大舞台で峰竜太(佐賀)の全24場制覇の偉業を達成なるか!
10月24日(火)から29日(日)までボートレース蒲郡でSG「第70回ボートレースダービー」が開催される。
ボートレースダービーは前年の優勝者、グランプリ優出の6名、直近のSGボートレースメモリアル優勝者に加えて、昨年8月1日~今年7月31日の勝率上位の計52選手だけしか出場できない、最も歴史と権威のあるSG競走だ。ボートレース蒲郡での開催は守田俊介(滋賀)が優勝した2018年の第65回大会以来5年ぶり3回目となる。
ボートレース蒲郡のコースは1マークのバック側が全国一広く、水面は風の影響が小さいこと、さらに、水質は汽水だが潮の影響が小さいのが特徴で、選手にとって走りやすい静水面。そのため遠征組の選手でも実力を発揮することができるので、どの選手にも戴冠のチャンスがあるといえるだろう。
ボートレース界を牽引するトップレーサーが顔を揃えた今大会で、まず注目なのが約1年10カ月ぶりにSG戦線に復帰する選考勝率第1位の峰竜太(佐賀)。テクニックはもちろんメンタル面でも文句なしの優勝候補ナンバーワンだ。今回もし優勝すれば史上34人目となる全24場制覇の偉業を達成することになるが、誰よりも派手な舞台が似合う峰だけにSGでの達成は本人も十分に意識しているはずだ。
この他、昨年優勝の馬場貴也(滋賀)、石野貴之(大阪)、桐生順平(埼玉)、毒島誠(群馬)、羽野直也(福岡)、茅原悠紀(岡山)らもスピードや勝負強さ、集中力を兼ね備えた実績十分の優勝候補だ。
これに対して迎え撃つ地元愛知勢も負けてはいない。昨年のグラチャンで約8年ぶりのSGを制し改めて存在感を見せつけた池田浩二を筆頭に、走り慣れた蒲郡を大の得意水面とする磯部誠、赤岩善生も虎視眈々と狙っている。
いずれにしても広大な蒲郡を舞台に、連日熱い戦いが繰り広げられることは間違いない。ボートファンには目を離せない6日間となりそうだ。
■第70回ボートレースダービー(ボートレース蒲郡)