戦力外通告のソフトバンク森唯斗…それでもリリーフ専念OKなら年俸は「1億円超え」
「野球人生はまだ終わってない。現役を続けていきます」
ソフトバンクの元守護神・森唯斗(31)は来季、何色のユニホームを着ているのか。
通算127セーブを上げ、2017~20年の日本シリーズ4連覇にも貢献した功労者。しかし、先発転向した今季は6試合に登板しただけで2勝3敗、防御率4.60。一軍登板と二軍調整を繰り返し、戦力にならなかった……と言っても過言ではない。
22日に球団から戦力外を通告された森はトライアウトには参加せず、他球団からの誘いを待つという。
パ球団の編成担当は「条件次第では争奪戦になる」と、こう続ける。
「少なくとも、先発として欲しがる球団はないでしょう。森は体全身を使って投げる力投派だが、速球派ではない。直球はMAX148キロで、平均140キロ台。むしろ、森の武器は制球力と変化球のキレです。昨季の序盤は守護神としての役割を果たせず、負けが込んだものの、リリーフとしては十分活躍できる。森に先発としてのこだわりがなく、リリーフでもいいと言うならば複数球団が興味を示すはずです」