岡田監督には85年日本一の「成功体験」が! シリーズ初戦 佐藤輝明“奇襲二盗”のウラ側
準本拠地の京セラドーム大阪で1勝1敗とし、31日から甲子園でオリックスを迎える阪神。3戦目の先発は今季10勝をマークした左腕の伊藤将司(27)。岡田監督は「(甲子園での)初戦は伊藤ってのは投手コーチみんなの意見」と話し、「DHもないし、普通通りにできるやん」と腕をぶしている。
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そんな虎将は甲子園でどんな采配を見せるのか。このシリーズ、ファンの度肝を抜いたのが、初戦の佐藤輝の二盗だ。0-0の同点で迎えた五回、安打で出塁した佐藤がノイジーの初球に気迫のヘッドスライディングで二盗を決めた。これで勢いづいた阪神はこの回一挙4得点。1つの盗塁を起点に、オリックスの大エース山本由伸をKOした。
岡田監督はギャンブルともいえる佐藤の盗塁について「まだ試合があるから、ちょっと言えない」と話すのみにとどめたが、古株の阪神OBは「岡田監督は根拠があってサインを出したのでしょう」と、こう続ける。