ビーチW杯優勝候補の日本がセネガルに劇的逆転勝利! 準々決勝で世界1位ブラジルと激突
この試合は、勝ったチームが「決勝トーナメントに進出」する。負ければ、あとは荷物をまとめて帰国するしかない。優勝候補としてドバイに乗り込みながら、このままでは終われない。そんな思いが「残り5分で怒涛の4ゴール」となった。
8分、左サイドから大場がオーバーヘッドシュート。これを右サイドの松田が頭で押し込んで1点差。
その直後、GK古里康(22=レーヴェ横浜)が巧みなリフティングで相手選手を引き付け、ハーフラインを越えたところで縦パスを送った。これをフリーのFP大場崇晃(31=レーヴェ横浜)が、相手ゴールに背を向けた状態からダイレクトのオーバヘッド! 強烈な同点弾がゴール左に決まった。
そして残り2分となったところで大場がPKを決めて逆転に成功。
終了間際には、日本ビーチ界を牽引する「砂の上のキング」茂怜羅オズ(38=東京ヴェルディBS)が、GK河合雄介(35=東京ヴェルディBS)からのスローイングを相手ゴール右でピタリと止め、GKの動きを冷静に見ながらボールをフワリと浮かし、最後は右足アウトでゴール右隅にダメ押しの6点目をゲットした。