地元メンツのみでセンバツ8強入り 徳島・阿南光の快進撃の裏に「県南強豪チーム」の存在

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「阿南光も21年に夏の甲子園に出場するなど、着実に力をつけて面白いチームになっていた。主軸メンバーが地元の阿南光で甲子園を目指す決断をしたので、それに影響されて、吉岡も井坂も阿南光に進学することになりました」

 送り出す選手の情報交換も密に行う。

「高橋監督には選手の性格や能力、欠点など全て話しています。例えば、『吉岡は股関節が固いので1、2年は必ずストレッチをさせてください』と話したのですが、外部コーチやトレーナーと協力し、吉岡の体を作り上げてくれました」

 高橋監督は小学生の試合にも熱心に足を運び、吉岡らを少年野球時代からマークしていたという。そうして作り上げた地域密着チームが、甲子園に確かな爪痕を残した。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】…では、本文中にも登場している2試合計25奪三振の吉岡について、「スカウトの忖度なし」の評価を報じている。

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