カブス今永昇太「好投」の秘密 メジャー唯一の防御率0点台かつ無傷でトップの5勝、月間最優秀新人受賞
だからといって課題がないわけではない。
「問題は球のキレがなくなってきたとき。3月のWBCからスタートした昨年は夏場の8月に失点が重なった。疲労が原因で、ボールにキレがなくなったからです。今永は常にフレッシュな状態で投げてこそ真価を発揮する。十分な登板間隔をあけ、球数を抑えて起用する必要がある。ただでさえボールの質、マウンドの硬さの異なるメジャーの環境に適応しながら投げていて、疲労があるはずですから」(同)
開幕から球数は90球前後に抑えられているとはいえ、前回登板(2日のメッツ戦)は日米通じて初の中4日。ストレートの球速は今季平均を2キロ近く下回った。疲れが溜まってきた兆候はあるだけに、首脳陣が今後、本人のコンディションを考慮して起用して使い続ければ、それなりの結果は残しそうだ。
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日刊ゲンダイの人気コラム「ドラフト家庭の事情」(2015年版)では、今永をピックアップ。ハーレー乗りの父と音楽教師の母の元で、今永はどう育てられたのか。
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