大の里は気合十分! 4月に発覚した未成年力士へのアルハラ&パワハラ疑惑もどこ吹く風

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 とはいえ、今回のスキャンダルでどうこうなるタマではなさそうだ。7日、佐渡ケ嶽部屋に出稽古に赴くと、大関琴桜らに13勝6敗。立ち合いから圧倒する場面もあり、体力も気力も充実している。

「今の大の里は素質だけで相撲を取っているようなもの。192センチ、181キロの体格なら、それだけでも十分勝てますからね。そして、師匠の二所ノ関親方も『今はまだそれで良し』としている。手を差し伸べるのは壁にぶち当たってから、というスタンスです。優勝争いに加わった先場所は尊富士との一番で、『勝とう』と意識するあまり、それが裏目に出て黒星を喫した。それも良い経験でしょう。勝てなくなるまでは、今の相撲を続けるはず。もっとも、今の土俵を見渡す限り、壁に当たるより優勝の方が先になるかもしれませんが……」(角界OB)

 先場所は新入幕の尊富士が優勝。幕内3場所目の大の里が、賜杯を掴んでも何ら不思議ではない。

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