巨人新助っ人ヘルナンデスは本当に救世主になれるのか? 交流戦で打率.414、2本塁打の大暴れ

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 ロッテ西武OBで通算2081安打を放った名球会会員の山崎裕之氏(評論家)がこう解説する。

「まだ数試合ですが、外国人選手に多い引っ張り専門の打者ではありません。逆らわずに広角に打てる。外角の変化球にも泳がされず、うまくタイミングが取れるから、引っかけずにはじき返すことができる。インコースは前、アウトコースは後ろと打つポイントもしっかりしている。基本に忠実な打撃をしているから、対戦したことのない日本の投手や変化球にも対応できるのです」

■今後のカギはインコース

 合流前は「パワーがない」「スライダーが打てない」などと揶揄されたが、現在はパ球団を偵察するセのスコアラーがこう言った。

「同一リーグの対戦がない交流戦中は、データを集めています。最初の6試合はインコースへの直球系が10球ちょっとと少なかった。それが、この日の第1打席でロッテバッテリーに執拗に内角を攻められて死球。今後インコースを意識させられても踏み込めるかがカギ。セとの対戦に戻るまで、各球団は弱点探しに躍起になるでしょう」

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