巨人・丸佳浩の来オフ「広島復帰」に現実味…「終わった説」からの逆襲で一時は首位打者
さる球界関係者がこう言った。
「5年契約が切れた昨オフ、古巣の広島が水面下で丸の復帰を模索していた。野球への取り組みなど若手の手本になる点、鈴木、西川と相次いで流出した外野手に、若手の台頭が少ない。巨人同様、得点力不足の打線が課題で、特に核がいない。FAで出て行った経緯はあるにせよ、球団幹部は『ウチが適性な年俸を提示できなかったから、FA移籍は仕方ない』と漏らしていて、今は恨みのような感情はないようです。FAでチームを去りながら、黒田は40歳、現監督の新井も38歳を迎えるシーズンに復帰していますから」
今季のような好成績なら、当然巨人も手放さないだろう。ただ、昨季は左膝の故障して離脱するなど、近年は故障がち。来季も好成績が続く保証はない。2年契約を終えた来オフなら、37歳シーズンでの復帰となる。広島は諦めていないから、あとは「家族との時間を大事にしたい」と言う丸の気持ち次第ということになりそうだ。
◇ ◇ ◇
奮闘している丸はともかく、巨人の打線は全体的にピリっとしない。チーム内からは「選手が委縮しているというか、ファーストストライクから積極的に打ちにいけない雰囲気がある」とは球団OB。いったい誰がその事態を引き起こしているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、その元凶と言われている人物について詳しく報じている。