西武・髙橋光成「0勝8敗」絶不調の根本原因…背伸びした“メジャー仕様”の肉体改造が裏目
「髙橋は入団時は体重88キロで、昨季は105キロ。パワーもスピードも十分あったのに、なぜそれ以上の大幅アップを目指したのか。投手は体重が1キロ増えただけでも感覚にズレが生じ、投球フォームを崩しかねない。何年もかけて徐々に増やしていくのが普通です。確かにダルビッシュ(現パドレス)や和田(現ソフトバンク)ら渡米前年に数キロ増やした投手もいるが、彼らも感覚の違いに苦労していた。ダルは8キロ増やして臨んだ渡米前年の2011年、オープン戦で右ヒジの張りを訴えて登板回避。開幕戦は7回7失点と炎上するなど、3~4月は防御率3.52と苦しんだ。5月以降は立ち直ったが、それを可能にしたのは、対応力、修正力が優れていたからこそ。髙橋にはまだその力がない。背伸びしすぎて墓穴を掘ったと言っていい」
メジャー仕様ボディーで8連敗の髙橋。渡米を目指す投手にとって反面教師となりそうだ。
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この日は髙橋が試合を壊したが、西武が勝てない要因のひとつは得点力不足だ。「1点を取るための策を編み出せない」のは誰に責任があるのか。
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