西武はコーチ陣こそ休養が必要だ…貧打の根本原因は“激アマ”松井稼頭央監督だけじゃない

公開日: 更新日:

 巻き返しを図る西武にとって痛恨の一撃だ。

 4日、ドラ1新人の武内夏暉(22)が感染症特例で登録抹消。1年目ながら4勝負けなし、防御率1.27とエース級の働きをしていた。7日からの阪神3連戦で登板予定だったが、まさに泣きっ面にハチである。

 ただでさえ西武は打線が低空飛行。チーム打率は12球団ワーストの.210だ。武内も何度も見殺しにされながら、それでも安定した投球を続けていた。しかし、援護という希望がなく、力尽きる投手もいる。

 2日の巨人戦はまさにそれだった。先発のボー・タカハシは四回まで2安打無失点に抑えていたものの、五回に集中打を浴び、降板。試合後、渡辺監督代行は「点を取れない中、ピンチを招いて汲々としてしまった」と話し、続けて打線をチクリとやった。

「今のウチ(の打線)は仕掛けが遅いというか、序盤で攻められない。何とか初回からマックスに持って行きたい。攻撃的というか、積極的に。しっかり狙い球を絞る。ミーティングでも好球必打と話してるんだけどね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  2. 2

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ

  3. 3

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  1. 6

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  2. 7

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  3. 8

    堂本剛、松本潤、中山優馬…そして「HiHi Jets」髙橋優斗の退所でファンが迎えるジャニーズの終焉

  4. 9

    「光る君へ」一条天皇→「無能の鷹」ひ弱見え男子…塩野瑛久は柄本佑を超える“色っぽい男”になれる逸材

  5. 10

    虎の主砲・大山を巡り巨人阪神“場外乱闘”に突入か…メジャー挑戦濃厚な岡本の去就がカギを握る