五輪ゴルフは「混合団体戦」だけでいい…長すぎる競技時間、伝わりにくい熱気の解決案
五輪のゴルフは個人戦はやめて、混合の団体戦だけにすればいい。例えば、男女各2人の1国4人編成でチームを組み、ライダーカップのように初日「フォアサム」(1つのボールを交互に打つ)、2日目「フォアボール」(1国男女2人どちらかのいい方のスコアを採用)、3日目「シングルスマッチ」(1対1の対決)のようにすれば、男女スター選手のチームプレーや、作戦、技術が見られて競技はがぜん面白くなる。
今年を例に当てはめれば男子は、米メジャー1勝の松山英樹と昨年の国内ツアー賞金王の中島啓太。女子は今年の全米女子オープン優勝の笹生優花と、先の全米女子プロ2位タイの山下美夢有という豪華メンバー。米国は世界ランク15位以内で男子4人、女子3人が代表になったが、男子のS・シェフラー、X・シャウフェレ、女子のN・コルダ、L・ブはメジャータイトルホルダー。その米国チームと激突し、日本が金メダル獲得ともなれば新たなブームが巻き起こるはずだ。
五輪は夢の祭典だ。ゴルフの「混合チーム戦」は、これまでとは違う熱気あふれる戦いになるに違いない。