男子バレー若きエース髙橋藍の双肩にかかる「52年ぶり五輪金」と「新リーグの命運」
優勝候補のフランス相手に接戦を繰り広げ、国内での注目度が増している男子バスケットボールだ。五輪後、日本代表PGの河村勇輝(23=横浜Bコルセアーズ)がNBA入りを目指して渡米する一方、NBAで日本人最長の6シーズンプレーした渡辺雄太(29)がBリーグ千葉ジェッツに移籍するなど話題には事欠かない。
16年秋に開幕したBリーグは年々、観客動員数が増えており、日本男子が48年ぶりに自力で五輪出場権を勝ち取った昨年のW杯の盛り上がりもあって昨季はB1、B2合わせて歴代最多となる429万1816人の入場者数を記録した。
BリーグはサッカーのJリーグに倣って各チームが地域密着を図っている上に、バスケ専用の新アリーナの建設が相次いでいることも集客面で追い風になっている。
髙橋藍が加入するバレーのSVリーグが、バスケのBリーグから客を奪うためにも、パリで五輪52年ぶりのメダルが欲しい。