男子バレー若きエース髙橋藍の双肩にかかる「52年ぶり五輪金」と「新リーグの命運」
【パリ五輪】男子バレーボール
バレーボール男子日本代表は昨31日、アルゼンチン相手にセットカウント3-1で今大会初勝利を挙げ、勝ち点4とし、1次リーグC組2位に浮上。決勝トーナメント進出をかけて3日(4時試合開始)に米国と対戦する。
フィリップ・ブラン監督は試合後、「きょうしっかり勝ったことでプレッシャーもある程度なくなった思う。次(の米国戦)は、いい戦いができると思う」と手応えを口にした。
バレーは五輪前哨戦のネーションズリーグ(VNL)で男女とも準優勝、今大会は1972年ミュンヘン大会以来の金メダル獲得を期待されている。アベック優勝ともなれば、バレーの注目度はさらに高まるが、逆に男女揃って1次リーグ敗退、メダルなしに終われば、国内リーグにも大きく影響を及ぼす。
バレーボールは昨季までのVリーグを再編し、今年10月に新たに「SVリーグ」が開幕する。男子では日本屈指のアウトサイドヒッター(ОH)の髙橋藍が昨季までプレーした世界最高峰のイタリア・セリエAからSVリーグの「サントリー・サンバーズ」に移籍するなど、話題性はあるものの、新リーグには大きなライバルがいる。