元ブラジル人帰化選手FWのアランとフェルナンジーニョが多彩な攻撃を仕掛けてくる
しかしチームドクターの診断は「深刻なケガではない」でした。決意を新たにしたアランはつらいリハビリに耐え、最終予選を前に中国代表に舞い戻ってきました。
恵まれた身体能力を生かし、スピードに乗った突破力から果敢にゴールを狙うアランは、日本代表DF陣にとっても脅威になるでしょう。
同じブラジルからの帰化選手である上海申花に所属するフェルナンジーニョは、テクニックのあるレフティーで突破力もあります。
深圳新鵬城でプレーするべヘラーム・アブドゥウェリ(拜合拉木・阿卜杜外力)は新疆ウイグル自治区の出身。U18中国代表でのパフォーマンスを見て、ヘッドコーチを務めていた山東泰山に誘った選手です。技術レベルはいまひとつですが、身長188センチで身体能力の高さに加えて、がむしゃらにゴールに向かっていく迫力が持ち味です。
北京国安のリン・リャンミン(林良銘)はスピード系の選手でサイドに流れるタイプです。上背があるわけではないのですが、ヘディングも強いので要注意でしょう。