老舗球団カブスの実態 「ヤギの呪い」は解けるも再建モード...選手獲得は「後出しじゃんけん」が得意
過去に在籍した日本人選手は10人
そのエプスタインが退任、21年にエプスタインのもとでGMだったジェド・ホイヤーが編成責任者となるも、昨年まで地区4、3、2、3位。4年間、プレーオフから遠ざかっていて現在、チームを再建中。2位に終わった一昨年オフは監督を電撃解任、同地区のライバルであるブルワーズのカウンセル監督を引き抜いた。
鈴木誠也、今永昇太も含め過去に在籍した日本人選手は10人。日本人選手の獲得に積極的だ。鈴木が典型的で、各球団のオファーが出揃ったタイミングでそれを上回るカネを積んでひっくり返す“後出しジャンケン”が得意だ。
同じシカゴを本拠地とするホワイトソックスと比べ、熱狂的なファンが多いことで知られる。オーナーはシカゴで投資銀行などを経営する資産家一族のトップであるトーマス・リケッツ。本拠地のリグレーフィールドはレッドソックスのフェンウェイパークに次いでメジャーで2番目に古い球場。ツタに覆われる外野フェンスが有名だ。
●創立 1876年
●本拠地 イリノイ州シカゴ
●ワールドシリーズ制覇 3回
●リーグ優勝 17回
●地区優勝 8回