阿部監督には「パワハラ批判」…巨人エース戸郷4回10失点で“さらし者”涙目降板、3戦連続KO

公開日: 更新日:

 戸郷はキャンプ中に新球カットボールに挑戦。開幕から2試合登板を終えた後、新球を習得する際、直球の握りまで右にずれており、スピンがかかっていないと、田中将大からアドバイスを受けた。復調のきっかけをつかんだと、自信を持ってマツダスタジアムに乗り込んだが、本人は試合後、「試合勘というか、クセの部分なのか、何が悪くなっているか分からない」と困惑している様子を見せた。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

「3失点した二回に田村と矢野に9球ずつ粘られた。誘い球のフォークを振ってくれず、直球はファールで粘られた。昨年最多奪三振のタイトルを取った戸郷が、今年は空振りが奪えない。広島打線にとごとくフォークを見送られると、さすがに戸郷も苦笑いを浮かべていたが、その原因は140キロ台の直球に昨年までのキレと球威がないことが大きいように思う。直球あってのフォークですから。ただ、気になるのは、本当に直球の質だけが原因なのかというくらい、自信を持ってフォークを見逃されていた。あるいは阿部監督の言うように、球種が分かるようなクセを見破られているのか。だとしたら一大事です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  1. 6

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  2. 7

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

  3. 8

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 9

    広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ

  5. 10

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性