ヤマト運輸 小倉昌男「役人と交渉するときは下手に出たらダメだ」
クロネコヤマトの宅急便を生み出し、宅配便を日本に定着させた小倉昌男氏。「官僚と戦う男」としても有名だ。運輸省とは路線トラックの免許や運賃で対決した。
「経営はロマンだ!」(日経BPM)にこう書いている。
「私の経験からすると、役人は『弱気を挫き、強気を助ける』性格がある。だから、役人と交渉するときは下手に出たらダメだ。論理的に武装し、強気で立ち向かう必要がある。最善策は裁判で黒白をはっきりさせることである」