なぜだ!? 堺雅人&能年玲奈のCM契約が伸びないワケ
ニホンモニターが10日、今年のCM起用社数ランキングを発表した。男性は石川遼(12社)が5連覇、女性は武井咲(17社)が新女王となったが、意外なのがあの2人である。堺雅人(40)と能年玲奈(20)の名前が、ランキングに入っていなかったのだ。
今年は「半沢直樹」と「あまちゃん」の2つのドラマが話題をさらった。「倍返し」と「じぇじぇじぇ」は流行語大賞にもなっている。その主人公ともなれば、引く手あまたになりそうなもの。実際、あまちゃん関係では、有村架純(20)が下半期だけで9社と契約の荒稼ぎ。合計11社で女性タレントの6位タイに食い込んでいる。
それなのに堺は5社、能年に至っては2社だけと、かなり寂しい。
「事務所の方針でしょうね」というのは広告代理店関係者。
「認知度が低いタレントにとっては、CMの本数を増やすのは効果的です。大勢に顔を覚えられれば、仕事も増える。実際、戦略的にCMを増やす事務所もあります。ただ、この2人は、ドラマの大ヒットで知名度がグンと上がった。その上、一気呵成(かせい)に露出を増やせば、逆に飽きられる心配が出てきます。それでなくても堺は、トヨタ自動車やソフトバンクモバイル、スカパーと印象に残るCMが多い。これ以上増やすのはリスクが大きいという判断でしょう。2人とも、起用したい企業は数多くあるはずだから、事務所が計算し、コントロールしているのでしょう」
能年は本業の方も出し惜しみ(?)している。明かされているのは、来年夏公開の映画「ホットロード」の主演ぐらい。ほかは明かされていない。露出が少なすぎて、そのうち忘れられたりして。