タモリの億単位の「穴」埋めた堺雅人&夏目三久の大躍進
タモリの「笑っていいとも!」降板で一番、損害を被るのは所属事務所の田辺エージェンシーだ。
タモリの「いいとも」のギャラは「1日200万円前後。年間で約5億円が事務所に入り、タモリの手取りはその半分ほど」(テレビ関係者)といわれている。
「かつては『いいとも』の裏番組のプロデューサーが田辺エージェンシーの幹部とすれ違いざまに“あんまり頑張りすぎるなよ”と声を掛けられたこともあるそうです。他局が視聴率でタモリを追い抜くと番組打ち切り説が流れるので、その牽制(けんせい)なのでしょう。『いいとも』が事務所の“米びつ”であることがよくわかります」(事情通)
しかし、来年4月からはそれがゼロに。同プロには研ナオコや由紀さおり、永作博美らも長年所属しているが、タモリの穴を埋めるには不十分だ。
ではなぜ、打ち切りに応じたのか――。その大きな理由が堺雅人と夏目三久の大躍進である。周知の通り、堺は「半沢直樹」(TBS)で大ブレークし、仕事のオファーが殺到。事務所的には一番オイシイCM契約も続々と決まっている。